電車効果に関する所感(計測開始3ヶ月~4ヶ月)
はたして、世間で囁かれている「電車効果」は本物か?
気になったので自分の身をもって数えてみました。
計測開始後3ヶ月~4ヶ月の間の中間報告です。
※記事の更新日を2014/3/30にしていますが、
記事の並び順を調整するためのものです。
計測自体は2016/4/13~2016/5/12に実施しています。
計測対象とする電車通勤時の状況は下記の通りです。(前回と変わり無し)
- ほぼ毎日、同じ時間に同じ車両の同じ扉から乗っています。
- 男女比は大体6:4~7:3くらいで男性の方が多い。
- 大多数はたぶん社会人。たまに大学生っぽい人がちらほら。
- ざっと見た感じ60~70%くらいの人がスマホいじってます。
- スマホ見てる人の大半は、周りはおろか前すら見ていません。
- 乗っている人たちは男女ともに毎日だいたい同じ顔ぶれ。
- 電車に乗った時点ではそこまで混んでない。
- 座るのはムリだけど立つ場所は選べる。
- 降りる駅につく頃にはかなりの満員状態。
実測時の条件は下記の通りです。
- 毎日同じ車両の同じ扉から乗り、同じような場所に立つ。
- 最初に周りを囲まれた時点で男女比を見る。
- テストステロン値が最も高いといわれる朝に見る。
で、実際に数えてみた結果が下図です。
開始3ヶ月~4ヶ月の間で測った結果は、男女比31:35でした。
(休日やダイヤ乱れのときは対象外にしています。)
%表記にすると47%:53%です。
計測開始からの合計だと61%:39%です。
前述のようにざっとみた車内全体の男女比が6:4~7:3ですから、
この1ヶ月は大幅に女性側に偏りました。
仮に全体比を7:3と仮定すると、
この1ヶ月は20%以上のブレが出ていますので、
相当な偏りと言えます。
この結果をどうみるか?
今月は先月以前とうって変わって大幅な偏りが見受けられました。
この結果をどう見るかは非常に難しいところですが、
下記のいずれかではないかと考えています。
1.計測開始からの累計で見ると全体比相応のため、偶然の産物。
2.世間で言われている「電車効果」が発動していた。
3.電車効果とは関係のない別の要因で偏った。
個人的には1.か3.と言いたいところですが・・・。
数字はもの凄くはっきりと結果を示してくれていますね。
この1ヶ月限定の数字を見る限りでは2.の可能性も否定できません。
「女性が寄ってくる」事はあったか?
今月に関してはかなりの頻度でありました。
ただ、それが私に寄ってきているのか別の要因かは不明です。
どちらにせよ断言するに足る根拠がありません。
今後は数字を見るだけでなく、
「今回のような結果を招く他の要因はないのか」
について、慎重に観察かつ考える必要があると思います。
計測開始後4ヶ月時点の結論
計測開始以降のトータルで見るとギリギリ全体比相応に収まっています。
この1ヶ月の大幅な偏りは無視できる結果ではありませんが、
他の要因を検討することも無く「電車効果だ!」と決め付けるのは
少々短絡的ではないかと考えています。
ヒューマンウォッチングがてら、
他の要因がないかも意識して観察を続けます。