禁欲生活180

最強の「ブサイク・デブ・ハゲの盾」が勝つか、最強の「禁欲の矛」が勝つか。オナ禁開始180日目から始まる日記。

忍び寄るハゲの恐怖

オナ禁効果の一つとして取り上げられている、

「抜け毛が減る」「ハゲなくなる」といった効果。

そりゃあ誰だってハゲたくはないでしょうし、

オナ禁するだけでその対策が出来るなら素晴らしい事です。

 

オナ禁効果としての解説は方々で語られていると思いますので、

ここでは「ハゲるまでの恐怖体験」を実体験を元に記したいと思います。

ちなみに私がハゲを意識し始めたのは24~25歳くらいのころです。

ちょっとネガティブな内容も含まれますがご容赦!

 

そうそう、今は完全に開き直ってます。

入浴後、髪を乾かすのが楽ですよ?

全体的に短髪にすれば寝癖も付かないし整髪料もほとんど不要です。

中途半端に髪をのばすからハゲが目立つんです。

思いっきり短髪にしちゃいましょう!!

 


 

分け目の肌の部分が妙に目立ち始める。

 鏡を見ながら髪形を整えているとき、

分け目の肌色が妙に目立ち始めます。

最初は「あれ?綺麗に分けすぎたかな?」とか思うわけですが、

何度分けなおしてもやっぱり目立ちます。

この頃はまさか自分がハゲるなんてまだ思っていません。

 

前髪を掻きあげたとき、ちょっと物足りない感じがする。

日常の何気ない仕草で前髪をぱっと掻きあげたとき、

なんとなく物足りないというか今までと違う感じがします。

でもまだ自分にハゲが忍び寄ってきているとは思っていません。

 

前髪を下ろしたとき、やけにおでこの肌が見える。

 この辺から「ちょっと変だな・・・」と思い始めます。

前髪を全部下ろしているのに髪の間から結構な面積のおでこが見え隠れします。

上手く下ろせてないだけかと思って櫛で何度も下ろすがやっぱり足りない。

「まさか・・・いや、さすがにないでしょ」とちょっと不安になる時期。

 

蛍光灯のすぐ下の居心地がちょっと悪い。

 分け目の肌もちょっと目立つし、この辺から髪に対して少し神経質に。

極端に明るい場所、例えば蛍光灯の下とか直射日光が当たる場所とかが

苦手になり始めます。

理由は、言うに及ばず明るさで頭皮が特に目立つため。

頭上からのスポットライトのような類のものにも神経質になり始めます。

電気屋さんの蛍光灯コーナーを本能的に避けるように。

 

座っている状態で隣に立っている人と話す事が億劫に。

 座っている状態で隣に立っている人と話そうとすると、自ずと見上げますよね。

逆に立っている人が座っている人と話すときは、自ずと見下ろしますよね。

見下ろすという事は、視線が頭皮に行くという事。

隣に立たれて話しかけられるとすぐに立ち上がって同じ目線で話したくなります。

理由は簡単。頭を見られたくないからです。

 

背後に立たれたくないように。

 ゴルゴ13じゃないのに「俺の背後に立つな」といいたくなります。

人が背後に来ると、とっさにそちらに体の向きを変えるクセが。

なぜ背後がイヤか・・・それは、後頭部を見られたくないためです。

 

家にいる時に延々鏡で自分の髪をチェックするように。

 とにかく髪の状態が気になり始めます。

お風呂の前後、洗顔時、着替えのときなどなど、とにかく髪が気になります。

角度を変えたり電気を消したりしながら、

なんとか薄毛に見えない角度を探す日々。

この頃から相当に気になり始め、かなり神経質になります。

 

そよ風すら気になるように。

 コントとかでよくあるバーコードな人にビュッと風が吹くあれと同じ理屈です。

はっきり言って、バーコードになってなくても相当に気になります。

外出時の自然の風はもちろん、建物の空調の風や電車内の空調の風、

挙句の果てには人とすれ違ったときの微かな空気の動きにすら敏感に。

強弱関係なく風が頭に当たるたびに鏡をチェックしたくなります。

 

外で自分の姿を見たくなくなり始める。

 街に出ると、何気ない場所に鏡やガラスがあって自分の姿が映りますよね。

それを利用して若い人が何気なく髪型をチェックしたりするのも見かけます。

しかし、この頃になると家の中とは一転して外では鏡を見たくなくなります。

理由は、外にいる時に「ハゲているようにみえる自分」を認めたくないため。

鏡というか、ショーウインドウに映る自分の姿すらちょっとイヤに。

車のバックミラーやサイドミラーに映る自分の頭部なんて見たくもありません。

 

メンタル的に弱り始める

 この頃から「自分はハゲ始めている」とはっきり自覚し始めます。

しかしこの現実を受け入れるのは非常に厳しい。

というか絶対に受け入れがたいものです。

とにかく何をするにしてもネガティブに。

街で視界に入る人全員が自分の頭を見て笑っているような錯覚を覚えてしまう事も。

外出する事自体が億劫に感じ始めます。この時期、本当にきついです。

昔の友人とかにも会いたくなくなります。

 

異性関係に極端に奥手に。

 女性向けアンケートとかでよくありますよね。

理想の男性像とか彼氏に求めたいことランキングとか。

上位に来やすいのは、

 「優しい人」「気遣いが出来る人」「清潔感がある人」

 「お店の店員さんにも丁寧に接しられる人」「話していて楽しい人」

などなど。

すばらしいですね!見た目より内面重視というやつですかね!!

 

でも、例えどれだけ上記の全てに自信があったとしても、

そもそも土俵に上がれていないという強烈な不安に襲われます。

要は「そもそもハゲてない事なんて触れる必要が無いほど当然でしょ」という事。

ハゲてる時点で自分の異性関係は完全に終了したと思えるほどの

絶望感を感じる事すらあります。

いや、もしかしたら本当に終わっているかもしれませんよ。

 

オナ禁を始めた今思うこと。

 猿だった事でハゲてしまったのだとしたら・・・と考えると、

もし20歳前後の自分に一言伝えられるなら、「今すぐオナ禁しろ!!」と

伝えると思います。いや、絶対に伝えます!

今でこそ大分慣れていますが、ジワジワと禿げていっている時の絶望感は

冗談抜きで将来が真っ暗に感じてしまうレベルでした。

この文章を読んでいるあなたが今フサフサでしたら、

ぜひとも今のうちにオナ禁してハゲを予防して欲しいと思います。